耳鼻咽喉科は、赤ちゃんからお年寄りまで実に幅広い年齢層が受診する診療科だ。特に小さな子どもは、中耳炎を起こしやすかったり、鼻水が詰まってうまく眠れなかったりと、親にとっても目が離せないトラブルが多い。鼻汁吸引や耳垢除去など、自宅では難しいケアを専門器具で安全に行ってもらえる安心感は大きい。
一方で、シニア世代においては加齢性難聴や「聞こえ」に関する相談が急増している。補聴器の適正な装用指導や、内耳性のめまいに対する鑑別診断など、地域で長年信頼されている専門医の目利きが不可欠だ。世代を超えて家族ぐるみで相談できるかかりつけ医の存在が、地域の健康を足元から支えている。