高島海水浴場を訪れるにあたり、安全面とマナーに関する「重大な禁止事項と誤解」を正しく把握しておく必要があります。
第一に、海水浴場の遊泳エリアを囲む突堤や消波ブロック(テトラポッド)からの「飛び込み行為」は全面禁止です。過去に全国の海岸で浅瀬や海中岩への激突による重大事故が多発していることを受け、現地管理者による厳正な巡回監視が行われています。「足元が見えるほど水が澄んでいるから飛び込んでも大丈夫」という油断は命取りとなります。
第二に、シュノーケリング時の「サンゴの採取・踏み付けの厳禁」です。高島周辺のサンゴ礁は、北限域に近い貴重な海洋生態系として保護の対象となっています。サンゴは非常に繊細な生き物であり、フィンで蹴ったり手で触れたりするだけで破壊されてしまいます。シュノーケリングを行う際は、ライフジャケットを必ず着用して浮力を確保し、サンゴ群落の上に直接立ち上がらないよう細心の注意を払う必要があります。
第三に、混雑状況と日帰りスケジュールの誤解です。高島海水浴場は離島にあるため、湘南や須磨のような大混雑にはなりにくいものの、7月下旬〜8月中旬のお盆前後の週末は、高速船の座席が満席に近くなるケースが見られます。船のチケット購入で窓口に行列ができることもあるため、乗船予定時刻の30分前には長崎港ターミナルへ到着しておくのが賢明です。