Q1:補聴器の寿命は何年くらいですか?買い替え時期の目安は?
A1:公的な耐用年数は原則5年と定められており、実際の使用可能期間も4〜6年程度が目安です。経年劣化による内部回路の損耗や防水性能の低下、またユーザー自身の聴力変化によって調整の限界を迎えた時期が買い替えのタイミングとなります。日頃の乾燥・除菌メンテナンスや専門員による定期点検を行うことで、5年間快適に使い続けることが可能です。
Q2:補聴器は片耳だけでも十分ですか?両耳につけるべきですか?
A2:左右両方の耳に難聴がある場合は、「両耳装用」が基本原則です。両耳で音を聞くことで、音の方向感や距離感が正確に把握できるようになり、騒がしい場所でも目的の声を聞き分けやすくなります。また、片耳装用に比べて全体の音量を低めに設定できるため、耳の疲労や音響性ストレスを大幅に軽減できます。ただし、予算や片耳側の聴力状態(全く聞こえない等)によっては片耳装用が適する場合もあるため、専門医の判断を仰いでください。
Q3:通販で安く売られている補聴器を買っても問題ありませんか?
A3:通販で流通している製品の多くは「集音器」か、事前の聴力測定を伴わない簡易型機器です。個人の聴力特性(落ちている周波数帯)に合わせた精密調整ができないため、言葉の聞き取り改善につながらないばかりか、過大な音量によって残存聴力を傷める恐れがあります。安全かつ効果的に使うためには、必ず耳鼻咽喉科を受診し、対面でフィッティングとアフターケアが受けられる認定補聴器専門店で購入してください。