一方で、労働環境に対する「やばい」という声も根強い。特に現場管理を担う施工管理職(現場監督)の業務量は膨大だ。工期が迫ると土日出勤や深夜労働が常態化しやすく、「プライベートの時間が確保しづらい」という悲鳴が現場から上がっていたのは事実である。
しかし、業界全体で時間外労働の上限規制が本格適用されて以降、同社もDX(デジタルトランスフォーメーション)の導入や分業化を急速に進めている。タブレット端末を用いた現場管理や、事務作業をサポートする専門部署の立ち上げにより、かつての「超激務」からは脱却しつつある。それでも、現場ごとの繁閑の差は依然として大きく、配属先によって体感する労働強度が異なるのが実態だ。