フリーメイソン会員説の火種として、ネット上で最も頻繁に引用されるのが、高須氏が過去にSNSや動画配信で見せた「怪しげな握手のジェスチャー」である。フリーメイソンには古くから「秘密の握手」や「合図」が存在するとされ、会員同士がそれを用いて身元を確認し合うという伝承がある。高須氏がカメラの前で人差し指と中指を絡めるような仕草や、手のひらを不自然に重ねるポーズを取った瞬間がスクリーンショットとして拡散され、「これはフリーメイソンの握手サインだ」と解釈された。
さらに、高須氏は「私は秘密結社に入っている」と冗談めかして語った過去がある。文脈を無視して切り取られた短い動画や画像が、陰謀論系のまとめサイトやSNSアカウントによって拡散され、「高須院長 フリーメイソン 入会」という検索ワードが急上昇する一因となった。
日本ではフリーメイソンという存在自体が、一般の認知度に対して具体的な実態の情報が極端に少ない。だからこそ、「有名な医師が会員らしい」という断片的な情報が、あたかも事実であるかのように独り歩きしやすい土壌がある。