映像作品における彼の快進撃は続く。大型時代劇映画『レジェンド&バタフライ』では織田信長に仕える森蘭丸役を熱演。凛とした立ち姿と強い意志を秘めた眼差しで、作品全体に深い緊張感をもたらした。本格的な時代劇への出演は、彼の中にある役者としての軸をさらに強固なものとした。
一方で、アニメーション映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』では主人公の声優を務め、声だけで多感な少年の心の機微を見事に演じ切った。歌舞伎で培われた発声技術と繊細な感情表現は、アニメの世界でも高く評価された。枠組みにとらわれない多角的なアプローチこそが、彼の表現者としての底力を押し上げている。