宣告を受けてからの3か月間、小林さんの傍らには常に最愛の妻・よしこさんの姿がありました。告知を受けた際、小林さんは取り乱すことなく「これまで楽しい人生だった、ありがとう」と感謝を口にし、よしこさんもまた、夫の尊厳を守りながら自宅療養とホスピスケアを全力で支え続けました。
2012年5月16日午後1時45分、東京都内の病院で静かに呼吸が浅くなる中、小林さんは最後の力を振り絞り、付き添っていた妻の手を握って「よしこ、愛してるよ」と言葉を遺しました。長年連れ添ったパートナーへの偽らざる想いをそのまま口にして旅立った最期は、関係者の涙を誘いました。
よしこさんは夫の没後も、追悼番組やメモリアルインタビューなどを通じて小林さんの役者魂や温かい人柄を伝え続けています。深い喪失感を抱えながらも、夫が遺した数々の映像作品とファンの温かい声を心の支えに、前を向いて歩む姿が報じられています。