Go for Itの意味と使い方|ネイティブが背中を押す瞬間の本音と返し方

Go for Itの意味と使い方|ネイティブが背中を押す瞬間の本音と返し方

Go for Itの意味と使い方|ネイティブが背中を押す瞬間の本音と返し方の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

語学学習において絶対に軽視できないのが、ポライトネス(丁寧さの度合い)と社会的上下関係のルールです。「go for it 目上の人 敬語」としての適格性を検証すると、「上司やクライアント、目上の人に対して直接『Go for it!』と言うのは原則としてNG」という結論に至ります。

社会言語学におけるポライトネス理論(Brown & Levinson)の観点から言えば、「Go for it!」は相手の行動を強く促す命令法に近い親密圏の言葉です。部下が上司に対して発すると、「上から目線でけしかけている」「馴れ馴れしい」という不快感を与えてしまうリスクを孕んでいます。

ビジネスの現場で上司や取引先の挑戦・意思決定を応援・支持したい場合は、以下のようなフォーマルな言い換えを用いましょう。

  • I fully support your decision.(ご決断を全面的に支持いたします。)
  • Please feel free to proceed.(どうぞご遠慮なくお進めください/許可の意味での代替)
  • I wish you the very best of success with your new endeavor.(新たなご挑戦の成功を心より祈念しております。)
  • We are fully behind your initiative.(私たちは御社の取り組みを総力を挙げてバックアップいたします。)

また、相手がすでに精神的に追い詰められて疲弊している場面で「Go for it!」を投げかけると、「これ以上どうやって動けというのか」という逆効果のプレッシャーを生む恐れがあります。相手の心理状態を見極めた上での言葉選びが不可欠です。

山崎 陸
著者

山崎 陸

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。