女優としての活動だけが、元タカラジェンヌの選択肢ではない。近年、起業やプロデュース業、あるいは社会貢献活動など、自らのブランドを活かして新たな道を切り拓くOGが急増している。
アパレルブランドの立ち上げや、ビューティー分野でのアドバイザー、さらには演劇学校の設立など、その活動領域は多岐にわたる。厳しい縦社会と自己管理が求められる劇団生活を生き抜いた彼女たちにとって、ビジネスの世界における自己プロデュースなど造作もないことなのかもしれない。組織に依存せず、個人の名前で生きていくその姿は、現代の働く女性たちにとっての憧れの象徴でもある。