本来の「古参」とは、同じ職場や組織に古くから勤めている人(古参社員など)を指す伝統的な日本語です。対義語は「新参(しんざん)」や「今参り(いままいり)」にあたります。これが2ちゃんねる(現5ちゃんねる)やニコニコ動画、黎明期の地下アイドル現場などを経て、ネットスラングとして広く定着しました。
ネットカルチャーや推し活における古参ファンの定義は、「コンテンツの初期段階や人気が出る前から熱心に応援し続けているファン」を指します。SNSでは単に知識が豊富な人というよりも、過去の現場や配信の空気をリアルタイムで体験してきた証拠(歴)を持つ人物として扱われるのが一般的です。
また、派生語としてグループ結成時やチャンネル開設初日など、文字通り最初期から追っているファンを指す「最古参」という使い方も定着しています。最古参は界隈の生き字引として敬意を払われることも多い一方、自身の立ち位置を誇示しすぎると反発を招く諸刃の剣でもあります。