トンキニーズの歴史は、1960年代の北米でシャムとバーミーズを交配させたことから始まった。意図的なハイブリッド種として誕生した経緯を持つが、現代の獣医学においてはこの出自こそが大きな強みとして再評価されている。
近年、過度な近親交配による遺伝疾患を抱えやすい純血種への懸念が社会問題化するなか、適度な遺伝的多様性を保つトンキニーズは、比較的骨格が頑丈で病気への抵抗力が高いとされる。丸みを帯びた筋肉質な体つき、いわゆる「セミフォーリンタイプ」の体躯は、抱き上げたときに見た目以上のずっしりとした重みを感じさせる。過激な外見のデフォルメを避け、健全な生命力を宿している点が、現代の良識ある飼い主たちの選択肢として支持を集める決定打となっている。