1999年1月3日に放送された本作は、平均視聴率32.3%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)という驚異的な数字を記録した。裏番組を完全に圧倒し、正月三が日のエンタメシーンを独占したこの結果は、フジテレビジョンが誇るドラマ制作力の頂点を示す象徴的な出来事となった。
当時の日本のテレビ放送業界は、まさにドラマが国民的カルチャーの中心に君臨していた黄金期である。制作費やロケーション、キャスティングの規模感において妥協のない挑戦が許されていた時代だからこそ、コンサート会場を丸ごと貸し切った大規模な撮影や、スーパースターによる集団犯罪劇というタブー破りの企画が成立した。この作品が生み出した熱量は、その後のエンタメ業界におけるクロスオーバー企画の決定的な道標となった。