本作の引き金となったのは、草彅剛が過去に犯した過ちを盾に脅迫を続けていた悪徳マネージャー・富樫(モト冬樹)の存在でした。草彅ひとりを犠牲にさせず、苦境から救い出すために立ち上がった4人は、全員で罪を分け合う形での殺害計画を決断します。
犯行現場となったのは、超満員の観客が熱狂するコンサート会場のバックステージ。三谷幸喜による脚本は、緻密に計算されたタイムスケジュールと舞台機構をフル活用したトリックを構築しました。
コンサートの進行中、照明の消灯や衣装チェンジのわずかな合間を縫い、メンバーが綿密な連携プレーを展開します。エレベーターの昇降機にペットボトルと水を仕掛けた時間差工作によって、富樫が自室で首を吊って自殺したかのように偽装。メンバー全員がステージ上にいたという完璧なアリバイを作り上げました。