空堀商店街からもほど近い閑静な住宅街に位置する谷町六丁目。この歴史ある街で長年にわたり暖簾を守り続けているのが、オーナーシェフの本多誠氏だ。激しい淘汰が続く飲食業の世界において、一店舗だけでこれほどまでに絶大な支持を集め続ける背景には、素材選びに対する並々ならぬこだわりが存在する。
看板料理である黒毛和牛ハンバーグに使用されるのは、シェフが厳選を重ねたA5ランクを中心とする最高級の部位だ。妥協を許さない肉の仕入れと丁寧な仕込みが、他店には決して真似できない圧倒的な旨味の土台を築いている。目の前の鉄板で音を立てて焼き上げられる肉塊は、職人の技と情熱が注入された芸術品そのものだ。