ブームが落ち着きを見せた頃、彼女が選択したのは「学び直し」という新たな挑戦だった。2016年、慶應義塾大学大学院のシステムデザイン・マネジメント研究科(SDM)修士課程に入学。周囲を大いに驚かせたこの決断は、彼女にとって必然のステップだったという。
研究テーマに選んだのは、自らの実体感にも通じるコミュニケーションデザインや、人が前向きに生きるためのシステム設計。多忙な仕事を調整しながら夜遅くまで文献と格闘し、議論を重ねる日々。単なる知名度による入学ではなく、徹底的なフィールドワークとロジックに基づいた論文を書き上げ、2018年には見事に修士号を取得した。