掛け算をスムーズに使いこなすための土台となるのが、小学2年生で習う「九九(くく)」の暗記です。九九の習得でつまずかないためには、順序立てたステップで声に出して覚える方法が効果を発揮します。
多くの小学生がつまずきやすい難所は、数字が大きくなる「6の段」「7の段」「8の段」です。まずは比較的覚えやすい「2の段」「5の段」からスタートし、計算のリズムに耳を慣らしていくのが近道となります。
定着を高める代表的な練習ステップは以下の通りです。
- ステップ1(上がり九九):「いんいちがいち、いんにがろく…」と順番通りにテンポよく声に出す。
- ステップ2(下がり九九):「くくにじゅうはち、くはちじゅうに…」と大きい方から逆に唱えて暗記の精度を確かめる。
- ステップ3(バラバラ九九):ランダムに出題されたカードや問いに対して即座に答えを答える。
音読によるリズム暗記に加え、「おはじき」や「ブロック」を使って「4個の塊が3つあるから12個になる」という具体的なイメージを視覚的につなげておくと、高学年になってからの割り算や文章題への移行が格段にスムーズになります。