一連の凄惨な暴走劇で主謀者とされる見立真一容疑者は、事件発覚直後に海外へ高飛びし、国際手配が打電されてから長年が経過した現在も行方不明のままだ。警察庁は特別指名手配を継続し、懸賞金をかけて情報提供を呼びかけ続けている。
フィリピンやタイ、カンボジアなど東南アジアの拠点を転々とし、偽造パスポートを用いて滞在を継続しているとの情報が絶えない。かつて仲間に見せた冷徹な支配力と、捜査の網をかいくぐり続ける強かさ。彼がいかなる人物の支援を受け、どのような資金源で海外逃亡生活を維持しているのか。捜査機関による緊迫した追跡劇は、いまも潜行したまま続いている。