実際の現場で働く栄養士・管理栄養士の生の声やアンケート調査を精査すると、求人票やパンフレットだけでは見えてこない現実が浮かび上がってきます。
20代の栄養士からは、「最初は現場で調理技術を磨くのが楽しくて満足していたが、30代を迎えた先輩が腰痛や立ち仕事の疲労で離職していく姿を見て、デスクワークや指導業務の比率が高い管理栄養士を取っておくべきだったと痛感した」という声が多数寄せられています。
一方、病院勤務の管理栄養士の手記やインタビューからは別の苦悩も見受けられます。「医師や看護師と対等にディスカッションするための臨床医学知識が求められ、プレッシャーは想像以上。資格を取って終わりではなく、学会参加や症例研究など継続的な自己研鑽が欠かせない」という証言の通り、専門職としての高い責任感が要求されます。