亀梨和也のキャリアにおいて、社会的な熱狂が頂点に達したのが2005年です。この年、彼は日本テレビ系土曜ドラマの2大メガヒット作に立て続けに出演し、文字通り日本中を席巻しました。
まず1月期に放送された『ごくせん(第2シリーズ)』において、黒銀学院高校の生徒のリーダー格である小田切竜役を熱演。平均視聴率28.0%、最終回視聴率32.5%(ビデオリサーチ関東地区調べ)という平成テレビ史に残る金字塔を打ち立てました。鋭い眼差しと内面に秘めた優しさを繊細に演じ分けた彼の姿は、ティーンのみならず幅広い世代を虜にしました。
さらに同年10月期には『野ブタ。をプロデュース』で桐谷修二役として主演。山下智久演じる草野彰との期間限定ユニット「修二と彰」による主題歌『青春アミーゴ』は、累計売上160万枚超のミリオンセラーを記録し、2005年のオリコン年間シングルランキング1位を獲得しました。
どこか影を帯びたアンニュイな雰囲気、切れ長の涼しげな目元、そして儚さと鋭利さが同居した横顔のライン。当時のメディアや雑誌グラビアで見せた圧倒的なビジュアルは、「平成の美少年像」の完成形として今なお語り継がれています。