映像化プロジェクトにおける作者の立ち位置も極めて重要だ。三部作として展開される劇場版「鬼滅の刃」無限城編の制作においても、吾峠呼世晴によるプロットやキャラクター描写の丁寧な確認作業が継続して行われている。
アニメーション制作を手がけるufotableや、プロデュースを担うアニプレックスとの信頼関係は盤石だ。原作のコマとコマの間にある感情の機微をどう映像へと昇華させるか、現場と原作者の濃密な対話が最高峰のクオリティを支える原動力となっている。原作への深い敬意を払う制作陣と、それに応える作家の真摯な眼差しが奇跡的なシナジーを生み出し続けているのだ。