時透無一郎の戦闘力は、柱の中でも突出しています。「刀鍛冶の里編」において、炭治郎の言葉や小鉄との交流を通じて失われた記憶を取り戻した無一郎は、劇的な覚醒を果たしました。
覚醒した無一郎は、鬼殺隊士の身体能力を飛躍的に高める「痣(あざ)」を柱の中で最初に発現させます。これにより、単独で上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)を圧倒し、斬首するという歴史的快挙を成し遂げました。
無一郎が操る「霞の呼吸」は、風の呼吸から派生した変幻自在の剣術です。相手を幻惑する独自の歩法と緩急を特徴としています。
【霞の呼吸・全技一覧】
・壱ノ型 垂天遠霞(すいてんとおがすみ):天に向けて刀を垂直に突く直線的な突き技。
・弐ノ型 八重霞(やえがすみ):幾重にも重なる斬撃を連続して放つ技。
・参ノ型 霞散の飛沫(かさんのしぶき):霞を払うように素早く円を描いて敵の攻撃を弾く防御技。
・肆ノ型 移流斬り(いりゅうぎり):流れるような足運びから間合いを詰め、すれ違いざまに放つ斬撃。
・伍ノ型 霞雲の海(かうんのうみ):目にも留まらぬ速さで細かな連続斬撃を繰り出し、広範囲を切り刻む。
・陸ノ型 月の霞消(つきのかしょう):広範囲に霞を立ち込めるように跳躍し、無数の敵を切り裂く。
・漆ノ型 朧(おぼろ):無一郎が独自に編み出したオリジナルの型。動きに極端な緩急をつけ、姿を消したかのように錯覚させて敵を翻弄し、一瞬で首を狩る。
さらに無限城編の最終局面では、強い握力によって刀身の温度を上昇させ、鬼の再生能力を激甚に遅らせる「赫刀(しゃくとう)」を万死の状況下で単独発現させるなど、剣士としてのポテンシャルは極限に達していました。