1970年代後半にフランス・アルルで結成されたジプシー・キングスは、レイエス家(ボーカル中心)とバリアルド家(ギター中心)の兄弟・従兄弟たちによって構成されていました。しかし、長年の活動の中でバンドは変遷を辿っています。
近年はオリジナルリードボーカルのニコラ・レイエス(Nicolas Reyes)が率いるグループと、名ギタリストのトニーノ・バリアルド(Tonino Baliardo)が率いるグループに分派し、それぞれが「Gipsy Kings」の看板やファミリーの看板を掲げて世界ツアーを行っています。
2026年現在も両グループは精力的なライブ活動を継続中。日本でもBillboard Live(ビルボードライブ)や大型フェスティバルを通じて定期的に来日公演が行われており、往年のファンから若いアコースティック音楽ファンまで幅広い層を動員しています。来日ステージにおいて『Inspiration』のイントロが奏でられると、会場全体から感嘆のため息と惜しみない拍手が沸き起こる光景は、今も変わりません。