国会期成同盟をわかりやすく解説!愛国社との違いや歴史の真相

国会期成同盟をわかりやすく解説!愛国社との違いや歴史の真相

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「10年後に国会を開く」という勅諭を勝ち取ったことは、国会期成同盟にとって最大の勝利であると同時に、組織の役割の変革を意味していました。ここから国会期成同盟が自由党結成へと至る経緯が動き始めます。

国会が開設されるとなれば、次に必要なのは「議会で多数派を握り、政策を実現するための恒久的な政党」です。1881年10月、国会開設の勅諭が出された直後に開催された国会期成同盟の第3回大会において、組織を発展的に解消し、日本最初の近代政党である自由党を結成することが正式に議決されました。

総理(党首)には民権運動の象徴であった板垣退助が就任し、副総理格の幹事には片岡健吉や河野広中ら期成同盟の中核メンバーが名を連ねました。国会期成同盟という「一点突破の請願組織」から、フランス流の急進的自由主義を掲げる「政党組織」への進化は、日本の議会政治史における決定的な第一歩となったのです。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。