番組がスタートした1966年、初代の座布団運びを務めたのは、後に「隣の晩ごはん」で一世を風靡する桂米助(当時は桂枝助)だった。当時はまだ番組自体が手探りの状態。座布団を運ぶ動作一つにも、若手落語家らしいキビキビとした動きが求められていた。
その後、2代目として登場したのが、当時は石井伊吉の名で活動していた毒蝮三太夫だ。彼の登場によって、座布団運びの役割は一変する。単に座布団を出し入れするだけでなく、立川談志ら回答者陣に対して毒舌を吐き、時には掛け合いを演じるという、現在のスタイルの原型がここで生まれた。毒蝮のパワフルなキャラクターは茶の間に強烈な印象を残し、番組の立ち上げ期を大きく盛り上げた。