Q1:グリストラップの清掃中に異臭を感じたら、まずどう行動すべきですか?
A1:異臭(卵腐臭や刺激臭)を感じた場合、あるいは目や喉に刺激を感じた場合は、清掃作業を直ちに中断し、その場から風通しの良い安全な場所へ避難してください。床面に溜まりやすいガスを吸い込まないよう、姿勢を低くせず、速やかに立ち上がって移動することが重要です。
Q2:もし同僚がグリストラップの中で倒れていたら、どう救助すればいいですか?
A2:絶対にそのまま飛び込んで救助しようとしてはいけません。救助者がそのまま硫化水素を吸って倒れる二次災害が最も危険です。大声で周囲に知らせて直ちに「119番通報」を行い、空気呼吸器を持った消防隊の到着を待つか、送風機で外気を送り込みつつ、安全な場所からロープ等で引き上げる手段を講じてください。
Q3:酸素欠乏危険作業主任者の資格は、飲食店でも取得する必要がありますか?
A3:ピット内への進入や深さのある槽内の汚泥清掃を自社スタッフで行う場合は、労働安全衛生法に基づき「酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者」の選任が法的に義務付けられます。店舗側で資格取得や高額な測定器・送風機の導入が難しい場合は、槽内清掃を全工程、産業廃棄物収集運搬・清掃の専門業者へ委託することが法令遵守および安全管理上の最善策です。