物語の語り手となる次男・薫(北村匠海)、破天荒でありながら圧倒的な美貌と危うさを持つ妹・美貴(小松菜奈)、そして容姿端麗・文武両道で家族と町のカリスマだった長男・一樹(吉沢亮)。この三兄妹に加え、包容力のある母(寺島しのぶ)とマイペースな父(永瀬正敏)、そして拾われた雑種犬の「サクラ」が長谷川家のメンバーです。
長谷川家は誰もが羨む幸せな家庭そのものでした。近所でも評判のイケメンでサッカー部のエースだった一樹を中心に、家族は常に笑顔に満ち溢れていました。しかし、一樹が高校を卒業し、プロサッカー選手への夢を目前にしたある夜、運命の歯車が狂い始めます。
不慮の交通事故により、一樹は右足を切断する重傷を負ってしまいます。町のヒーローの座から一転して「同情される側」へと転落した長男の絶望は、平和だった長谷川家に暗い影を落とすことになります。