子役時代から卓越した演技力で注目され、1980年代後半にはアイドル歌手としてもトップクラスの人気を誇った小川範子の現在について、ファンの間では「芸能界を引退したのではないか」という疑問が度々持ち上がります。
結論から言えば、小川範子は正式な引退宣言を行っていません。テレビ出演が激減した最大の理由は、ライフステージの変化とプライベートを重視した活動スタンスへの移行にあります。
彼女は2004年に、劇団やテレビドラマの演出を手掛ける演出家・監督の吉田啓一郎氏と結婚しました。夫である吉田氏は『はぐれ刑事純情派』の演出も手掛けた人物であり、作品が縁を結んだ結婚としても大きな話題となりました。結婚後は家庭生活を大切にしながら、朗読劇や単発のナレーション、ファンに向けた限定的なイベントなど、自身が納得できるペースでの表現活動に絞り込んでいます。
かつて『涙をたばねて』『桜桃記』などのヒット曲で昭和・平成の歌謡界を彩った小川範子の歌手活動のファンは今も根強く、時折見せる穏やかな近況報告に温かいエールが寄せられています。