日本政府観光局(JNTO)の動向調査を見ると、訪日外国人観光客が日本国内で直面するストレス要因の上位には常に「道案内や交通機関の分かりにくさ」が挙げられている。東京や京都の複雑な駅構内でスマートフォンを握りしめながら途方に暮れる外国人旅行者の姿は、海外へ出た私たち自身の鏡像でもある。
画面越しのGoogle翻訳に頼り切ったコミュニケーションは、一見スムーズに見えても、文脈のニュアンスや緊急時の感情までは伝えきれない。相手の目を見て状況を共有し、短い言葉で助けを求める人間的なやり取りこそが、トラブルを旅の豊かな思い出へと昇華させる。
テクノロジーを賢く補助輪として使いつつ、自分の声で道を切り拓く準備をしておくこと。それこそが、予測不能な旅のハプニングを最高の冒険へと変える唯一のパスポートなのだ。 (出典: 道 に 迷っ た 英語(Yahoo!ニュース))