「しっかりスキンケアをしているのに、なぜか頬やあごの荒れが治らない」——そんな悩みを抱える人が最初に見直すべきは、化粧品ではなく寝具かもしれない。
睡眠中、人はコップ1杯分以上の汗をかき、皮膚からは古い角質や皮脂が絶え間なく剥がれ落ちている。これらが蓄積した生地は、目に見えなくても雑菌にとって絶好の繁殖温床だ。そのまま顔を押し当てていれば、皮膚のバリア機能が低下し、ニキビや赤み、かゆみといった肌トラブルを引き起こす直接的な原因になり得る。
さらに見落とせないのが「摩擦」の問題だ。人は一晩に20回から30回ほど寝返りを打つ。寝返りのたびに生じる物理的なスレが、皮膚の表層に微細なダメージを与え、乾燥や小ジワを加速させる要因になっている。