ネット上の学習フォーラムや辞書アプリで検索すると、「来週」に相当する韓国語として「내주(ネジュ / 来週の漢字音)」という単語が表示されることがあります。これを見て、「日常会話で내주を使っても問題ないのか?」と疑問に思う学習者も少なくありません。
結論から申し上げると、口頭での日常会話で「내주」を使うのは不自然です。「내주」は新聞記事、公的アナウンス、企業の公式報告書、厳格なビジネス契約書などで用いられる極めて堅い文語表現に属します。親しい友人との会話はもちろん、職場での同僚との会話で「내주에 봐요」などと言ってしまうと、時代劇のような古風で不自然な違和感を与えてしまいます。
もう一つの細かな盲点が、正書法における分かち書き(띄어쓰기)の規則です。標準韓国語の正書法では、本来「다음 주」のようにスペースを空けて表記するのが厳密な正解とされています。しかし、現代のSNSやカカオトークなどの日常チャットでは、1つの名詞のようにスペースを空けず「다음주」と続けて入力することがデファクトスタンダード化しています。公的な論文や正式なビジネス文書を作成する際は「다음 주」、チャットやメッセージアプリでは「다음주」と使い分けるのが、生きた現代韓国語のリアリティです。