日本漢字能力検定協会などの現場指導者や書道師範が口を揃えて指摘するのが、「年の第3画第4画書き順」の取り違えです。ネット上のアンケートや実態調査でも、大人の多くが誤った順番で書いている実態が浮き彫りになっています。
代表的な誤りパターンは以下の2つです。
【間違いパターン1:横画を先に連続して書いてしまう】
第1画(払い)を書いた後、第2画・第4画・第5画の「横棒を3本すべて先に書いてから」、最後に縦棒を2本書き入れるパターンです。記号的に文字を捉えている人に多く、筆順としては明確な誤りです。
【間違いパターン2:中央の横画を縦画より先に書いてしまう】
第1画(払い)→第2画(横)の次に、第4画にあたる真ん中の横画を書き、その後に短い縦画(第3画)を交差させるパターンです。これも視覚的な「上から順に横を埋める」という思い込みから生じる典型例です。
正しいルールは「短い縦画(第3画)を先に打ってから、中央の横画(第4画)で受ける」という流れです。この順序を守ることで、左側の縦ラインにしっかりとした支柱ができ、文字の内側に適切な余白が生まれます。