名字や固有名詞で頻繁に目にするのが、異体字である「﨑(通称:たつさき)」です。常用漢字の「崎」との違いを正しく理解しておきましょう。
【「崎」と「﨑」の主な違い】
・標準字体「崎」:総画数11画。「山」+「大」+「可」で構成。常用漢字。
・異体字「﨑」:総画数12画。「山」+「立」+「可」で構成。人名用漢字(戸籍登録可能)。
「たつさき」と呼ばれる理由は、つくりの上が「大」ではなく「立(たつ)」になっているためです。このたつさきの書き順は、山偏(1〜3画)を書いた後、「立」を4〜8画(点→横→点→点→横)で書き、最後に「可」を9〜12画(横→口→縦跳ね)の順で書きます。
現代のビジネスシーンでは、メールやWebシステム上で「﨑」が環境依存文字として扱われるケースもありますが、手書きの名刺交換礼状や公的書類においては、相手が名乗っている文字を正確に書き分けることがビジネスマナーとして強く推奨されます。