ファンの間で最も熱い議論が交わされるのが、白血球(好中球U-1146)と主人公・赤血球(AE3803)との特別な関係性です。二人の接点は単なる「道案内」にとどまらず、細胞たちの故郷である骨髄時代の幼少期にまで遡ります。
作中の過去編において、まだ未熟な「骨髄球」だった白血球は、迷子になり緑膿菌に襲われていた「赤芽球(後の赤血球AE3803)」を助けるために、敵わないと分かっていながら必死に立ち向かいました。最終的にはマクロファージに救われたものの、このとき交わした「いつか立派な細胞になって、体の中で再会しよう」という約束が、現在の二人の絆の原点となっています。
成長して互いに一人前の細胞となった後、赤血球側はそのときの少年が目の前の白血球であることに明確には気づいていない描写が続きますが、白血球側は彼女の不器用な頑張りを常に温かい眼差しで見守り続けています。
恋愛感情という枠組みを超え、互いの職務を尊重し支え合う「魂のバディ」としての距離感は、読者に強い安心感とエモーショナルな感動を与えています。