ハッテン場には、法的な処罰以外にもさまざまな現実的リスクが存在します。ネット掲示板や当事者コミュニティのSNS(Xや専門フォーラム)では、トラブルに巻き込まれた生々しい証言が日々投稿されています。
最も深刻なのが「性感染症(STI)の感染リスク」です。暗闇かつ即席の出会いという性質上、コンドームを使用しない無防備な性行為が行われやすく、梅毒やHIV、B型肝炎、エムポックス(サル痘)などの感染事例が報告されています。厚生労働省や自治体の保健所は、定期的な検査と予防行動(PrEP/曝露前予防内服など)を強く呼びかけています。
さらに見過ごせないのが「犯罪被害(恐喝・盗撮・窃盗)」です。公共スポットや無秩序な場所に集まる人物を狙い、反社会的グループやカツアゲ目的の集団が待ち伏せする事件が定期的に発生しています。
【ネット掲示板やSNSに寄せられた当事者の声】
「暗がりで声をかけられ、後から複数人に囲まれて財布の現金をすべて脅し取られた。警察に通報すると自分がそこにいた理由を説明しなければならず、泣き寝入りするしかなかった」
「ネット上にトイレ内で隠し撮りされた自分の写真が晒されていた。顔が特定され、社会的な信用を失いかけた」
このように、「弱みを握られやすい空間」であることにつけ込んだ悪質な犯罪や脅迫の温床になりやすい側面があるため、当事者間でも公共スポットへの立ち入りには強い警鐘が鳴らされています。