林真須美死刑囚が長年収容されている大阪拘置所では、厳しい面会や文通の制限のもとで、静かながらも無実を叫び続ける執念の日々が送られている。高齢期を迎えた彼女の健康状態や拘置所内での具体的な生活リズムについては、定期的に面会を重ねる弁護団や限られた親族を通じて断片的に外部へと伝えられてきた。
狭い居室の中で彼女が日々向き合い続けているのは、膨大な量の裁判記録と自らの手記である。面会に訪れる関係者に対し、彼女は取り調べ当時の捜査手法に対する不満や、真犯人の存在をあらためて主張しているという。社会から物理的に隔絶された壁の向こう側で、いつか訪れるはずの再審開始を待ち望む毎日は、精神的にも極めて過酷な試練と言える。