SNSや口コミレビューを定点観測すると、訪問者の感想は「感動的な賛辞」と「想定外の落とし穴への不満」という二極化の傾向が見て取れます。
高評価の核を成すのは、やはり圧倒的な視覚的・味覚的衝撃です。「今まで食べていた白く濁ったイカは何だったのか」「動くゲソにレモンを絞った瞬間の躍動感と、口の中で吸い付く食感が忘れられない」「甘みと歯ごたえが別格で、待った甲斐が完全にあった」といった声が圧倒的多数を占めます。調理の早さ、揚げたて天ぷらの絶妙な塩加減についても称賛が絶えません。
一方で、低評価やトラブルの原因となっている要素の9割以上は「待ち時間の長さ」と「天候に伴うイカの不漁」に集中しています。
「3時間待ってようやく入店したら、本日はシケのため活イカが品切れで他の魚の定食しかなかった」という体験談は、決して都市伝説ではありません。台風や冬場の低気圧、強風などによって玄界灘が荒れた場合、イカ釣り漁船が出漁できず、生簀のストックが底をつく現実が存在します。
この悲劇を避けるためには、訪問当日の朝に公式SNSや電話等で当日の活イカ入荷状況を確認するステップが不可欠です。自然の恵みと直結している料理である以上、天候リスクへの配慮を怠ることはできません。