ネット上の口コミ掲示板などでは、「費用が想定より高くついた」「先生が淡泊に感じられた」といった断片的な書き込みが見受けられることがあります。しかし、これらには産科医療の現場ならではの背景が存在します。
費用のブレに関しては、深夜・休日の時間外加算や、分娩時の医療処置(吸引分娩や陣痛促進剤の使用、緊急帝王切開など)の有無が影響します。これらは保険適用となる医療行為と自費診療が混在するため生じる現象であり、決して不透明な請求が行われているわけではありません。
また、医師の診察態度に関する受け止め方の違いも、胎児の安全を第一に考えるプロフェッショナルな姿勢が要因です。異常がないときは無駄な時間をかけずスピーディーに進め、所見が見つかった際には慎重かつ詳細に説明を行うため、人によっては「あっさりしている」と感じてしまうことがあります。疑問や不安があれば、患者側から能動的に質問を投げかけることで、非常に親身で的確なアドバイスを引き出すことができます。