アリーナを訪れる際に最も気になるのが、会場の規模感と座席からの見え方です。駒沢オリンピック公園総合運動場体育館のキャパシティは、固定席2,355席、可動席1,120席を合わせて最大約3,475人を収容できます。1万人規模のメガアリーナと比べると中規模クラスに位置付けられますが、そのぶん競技フロアと観客席の一体感が非常に高い点が大きな強みです。
座席のレイアウトは、メインアリーナを四方から囲むすり鉢状の長方形配置となっています。1階のアリーナ可動席はフロアと同一目線に近く、ボールが床を叩く重低音や選手同士の激しいコンタクトの息遣いまでダイレクトに伝わります。一方、2階スタンドの固定席は前後の段差がしっかりと確保されており、前の観客の頭で視界が遮られにくい設計です。場内に視界を遮る支柱が一本もないオープンな空間構造のため、スタンド上段からでも試合全体のフォーメーションやボールの軌道がくっきりと把握できます。