登録者数170万人以上を誇り、日本のファミリー向け動画市場を開拓した「プリンセス姫スイートTV(プリ姫)」。寸劇やおもちゃ紹介、高級ホテルでの滞在など、夢のような世界観で一時代を築きました。しかし、その平和な風景は2018年前後から徐々に変化を見せ始めます。
チャンネルのテコ入れとして加入したサポートメンバー「もとちゃん」の登場を機に、動画のテイストが徐々に変化。ファンの間では「以前のような純粋なファミリー動画ではなくなった」という戸惑いの声が上がり始めました。その後、運営方針の食い違いから父親(パパ)の出演頻度が激減し、チャンネルの実質的な主導権が母親(ママ)と新体制側へ移行したことが、すべての波乱の幕開けとなりました。
こうした流れの中で、派生コンテンツや新展開の受け皿として浮上したのが「ひめちゃん王国」や個人名義での発信でした。初期の純粋な家族チャンネルから、大人たちの利害が絡む複雑な構造へと変貌を遂げていく過程は、多くの視聴者に深い爪痕を残すことになります。