「最初の揺れが収まったからといって、決して油断してはならない」――平田直(東京大学名誉教授・地震学者)は、過去の震災データから強い警鐘を鳴らし続けています。強い揺れによって地盤が緩み、建物の構造耐力が限界に達している場合、同規模あるいはそれ以上の続発地震によって一気に倒壊へ至るリスクがあるためです。
特にブロック塀のそばや急傾斜地、古い木造建築の内部は極めて危険です。家具の転倒防止策が施されていない部屋には戻らず、余震に備えた非常持ち出し袋を手元に置き、いつでも屋外へ脱出できる態勢を保つ必要があります。