Q1:超音波を照射している最中に、痛みやしびれ、熱さを感じることはありますか?
A1:痛みや熱さを感じることは一切ありません。LIPUS(低出力超音波パルス)は、皮膚や皮下組織に熱損傷を与えない極めて微弱なエネルギー設定になっています。治療中に何も感じないため物足りなさを覚えるかもしれませんが、細胞レベルではしっかりと骨形成シグナルが伝達されています。
Q2:早く治したいので、1日20分以上、例えば1時間照射したり1日に何回も当ててもいいですか?
A2:照射時間を増やしても、治癒速度がさらに早まることはありません。国内外の臨床試験により、「1回20分の照射で骨芽細胞の活性化スイッチが入り、それ以上照射しても生体反応は頭打ちになる」ことが解明されています。逆に長時間の過剰照射は皮膚トラブルの原因になりかねないため、決められたプロトコル(1日1回20分)を正確に守ることが最善です。
Q3:骨折部に金属プレートやボルト、人工関節が入っていても超音波治療を受けられますか?
A3:問題なく受けることが可能です。金属インプラントによる固定手術を行った新鮮骨折こそ、健康保険適用の主要な対象となっています。ただし、超音波は金属を透過しにくいため、金属板の真上からではなく、骨折部に対して音波が直接届く角度やスリット(隙間)を狙ってプローブを当てる必要があります。必ず担当医が指定したマーキング位置を厳守してください。