ビジュアル面だけでなく、本業である音楽面でも「声が出ていない」「昔のような高音が出なくなった」という指摘がなされることがあります。過去のクリアで突き抜けるようなハイトーンボイスと比較され、歌唱力の劣化を囁かれるケースは少なくありません。
しかし、この歌唱変化の裏には過酷な身体的アクシデントがあります。彼女は2008年に左耳の突発性難聴による完全な聴力喪失を公表し、その後は右耳の聴力低下や三半規管の不調とも戦いながら活動を続けてきました。
音が正確に把握しづらい極限状態にありながら、口パクを拒み、生歌でのフルステージにこだわり続ける姿は、事情を知る音楽関係者やファンから高く評価されています。現在の深みのあるハスキーな歌声と力強い声量は、長年の過酷なツアー経験と発声法の模索によって再構築された新たな武器となっています。