厚塗りで立体感が出ない理由とは?プロ直伝の塗り方とブラシ設定

厚塗りで立体感が出ない理由とは?プロ直伝の塗り方とブラシ設定

厚塗りで立体感が出ない理由とは?プロ直伝の塗り方とブラシ設定についての真相を徹底解説します。

「厚塗り=1枚のレイヤーだけで最初から最後まで描く」と思い込んでいると、修正が利かなくなり挫折の原因になります。現在のデジタル制作現場では、工程ごとにレイヤーを論理的に分けるスタイルが標準的です。

破綻を防ぐおすすめの厚塗りレイヤー構成は、下から順に「下書き/シルエット」「ベース固有色」「陰影・オクルージョン(乗算)」「環境光・ハイライト(スクリーン/オーバーレイ)」「最終統合調整(通常)」という階層設計です。大枠の立体感が固まるまではパーツごとにレイヤーを分け、全体のバランスが整った段階で結合してエッジを馴染ませていきます。

また、作業効率を大きく左右するのが厚塗りブラシ設定です。不透明度を「100%」にしたままでは色が混ざり合わず、逆に低すぎるとストローク数が増えて汚れます。プロが愛用する基本設定の目安は以下の通りです。

筆圧による「不透明度変化」と「絵の具量(混色度)」を連動させ、筆圧を強くすると新規の色が乗り、弱く撫でると下地の色を拾って自然に混ざる状態を作るのが、デジタルイラスト厚塗りコツの基本セッティングです。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。