つくばの「鬼物語」で注文すべき基本メニューといえば、まずは「煮干しラーメン」です。一口啜ると、エグみや苦味を徹底的に抑えつつ、煮干し本来の芳醇な旨味とキレのある醤油ダレが口腔を満たします。低温調理された薄切りのレアチャーシュー、丁寧に添えられた薬味が、麺とスープの調和をさらに引き立てます。
そして、「鬼物語」を語る上で欠かせないのが名物の和え玉(味付きの替え玉)です。一般的な博多ラーメンなどのプレーンな替え玉とは根本的に異なり、特製のタレ、香味油、魚粉、各種ペースト、具材があらかじめ和えられた「完成された一皿」として提供されます。
和え玉の種類は非常に多彩で、以下のようなラインナップが日替わり・定番で並びます:
- 定番系:ペペロンチーノ風和え玉、煮干しバター和え玉、黒トリュフ香る和え玉
- 濃厚・創作系:烏賊(イカ)肝和え玉、海老味噌和え玉、明太子クリーム和え玉
- 季節限定系:旬の魚介ペーストやスパイスを効かせた実験的限定和え玉
【鬼物語における和え玉・替え玉の食べ方の作法】
初めて注文する際は、以下の3段階で味わうのが鉄則です:
1. そのまま混ぜて食べる:底に沈んでいるタレと油、具材を底からしっかりと混ぜ合わせ、まずは油そば・まぜそばのようにそのまま麺の風味を味わいます。
2. つけ麺風に食べる:残しておいたラーメンのスープに、和え玉を適量くぐらせて「つけ麺」スタイルで啜ります。和え玉のタレとスープが交差し、新たな旨味が立ち上がります。
3. スープに投入・スープ割風:最後にスープ側へ残りの和え玉をすべて投入するか、和え玉の器にスープを注いで完食します。段階ごとに劇的に変化する味のグラデーションを堪能できます。