退団後の紫吹は、女優としての活動に加え、バラエティ番組への出演で新たな境地を開拓した。かつてのファンだけでなく、宝塚を観たことがない層にも「リカさん(紫吹の愛称)」の愛称で親しまれるようになった。彼女の飾らないキャラクターと、時折見せる大人の女性としての品格は、お茶の間に心地よい風を吹き込んだ。
このバラエティでの活躍が、結果的に宝塚歌劇そのものへの入り口となるケースも少なくない。「テレビで面白い人だと思って調べたら、現役時代の舞台映像がカッコよすぎて衝撃を受けた」という新規ファンが続出しているのだ。彼女は退団後も、異なる形で宝塚の魅力を世に広め続けている。