わずか165センチ。これが主人公・竈門炭治郎の公式身長(物語中盤以降)だ。大正時代の15歳男子の平均身長が約157〜160センチ程度だったことを考えれば、実はこれでも平均より少し高めということになる。しかし、作中で対峙する巨大な鬼たちや、大柄な先輩剣士たちと並ぶと、どうしても小柄で頼りなく見えてしまう。
面白いのは、物語開始当初(13歳時)の炭治郎は156センチだったという点だ。狭霧山での過酷な修行を経て、最終選別を突破し、戦いの中で少しずつ体が大きくなっていった。この「生きるための成長」が数字として可視化されているのがたまらない。同期の我妻善逸が164.5センチ、嘴平伊之助が164センチと、かまぼこ隊の3人がほぼ同サイズで並んでいるのも、彼らの奇妙な連帯感を際立たせている。