「昔は500円あれば友達とお茶ができたのに、今は1,000円近く飛んでいく」。ある都内私立高校に通う女子生徒が漏らした一言が、現在の高校生が直面している冷酷な現実を物語っている。相次ぐ食品やサービスの小売り価格引き上げにより、高校生にとっての「ワンコイン(500円)」の価値は数年前に比べて大きく目減りした。
特に放課後の溜まり場となるカフェのメニュー価格や、テーマパークのチケット代、ライブグッズの価格上昇は切実だ。お小遣いの額面自体が据え置かれている家庭では、実質的な購買力が大きく低下しており、日常のちょっとした贅沢すら躊躇せざるを得ない状況が生まれている。