シアトルと神戸。太平洋を挟む2つの港町は、イチロー氏のキャリアにおいて特別な意味を持つ。メジャーリーグの過酷なシーズン中は渡米し、オフシーズンや極秘の調整期には日本へ帰国する二重拠点スタイル。この生活様式を長年にわたり支えてきたのが、妻であり実業家としても手腕を発揮する福島弓子夫人の存在だ。
プライバシーが厳重に守られた敷地は、都市の喧騒から隔離された静寂に包まれている。過酷なメディアの視線から離れ、純粋に自分自身と向き合うための空間。多忙を極めるスポーツスターにとって、自宅は寛ぎの場であると同時に、身体の感覚を極限まで研ぎ澄ますための実験場でもある。