かつて宗教タブーに切り込むのは週刊文春などの一部週刊誌の専売特許だった。しかし現代では、YouTubeや各種ポッドキャストといった個人発信メディアがその牙城を崩している。元二世信者による赤裸々な体験談や、儀式の生々しい映像、金銭トラブルをめぐる内部告発動画が次々とアップロードされ、数百万回の再生を記録する事態が相次いでいる。
「芸能人の誰それが本部を訪れていた」「控室で特別なお手かざしを受けていた」といったリアルタイムの目撃談が、教団のコントロールの及ばない形で拡散される。既存メディアが沈黙を守る間にも、デジタル空間では教団の現在地を白日の下に晒す動きが加速しており、組織側も情報管理に躍起にならざるを得ないのが現状だ。