百田の慶事は、芸能界の構造改革を象徴する出来事でもあった。スターダストプロモーションとSTARTO ENTERTAINMENTという、これまで異なるカルチャーを牽引してきた2つの巨大プロダクションが、タレントの私生活の幸福を最優先に尊重して協調した意義は極めて重い。
かつて映画『幕が上がる』で青春の葛藤と演劇への情熱を瑞々しく演じ切った少女たちは、いまや芸能界の古い慣習を軽やかに飛び越える存在へと成長した。事務所の厳格な管理から、タレントの自主性と人間性を重んじる時代へ。ももクロの歩みは、業界全体のアップデートを後押しする起爆剤となったのだ。